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2005年春に福岡市長宛に提出された「提言」を受けて、アートセンターについて考える会がセミ・クローズドで行われました。
それに関連して、ミュージアム・シティ・プロジェクトのメンバーとしてアートセンターを巡る諸提案、国内外の事例、自身の考えをまとめておく場所として、本ブログを制作しました。(2006/9月) 管理者:宮本初音 (ミュージアム・シティ・プロジェクト事務局長) コメント、トラックバック機能は停止しています。 問い合わせはMCPサイトトップよりどうぞ(最新の住所・電話・メールアドレスなどが明記されています) http://www.ne.jp/asahi/mcp/fukuoka/ ★考える会の詳細についてはコチラのサイトを参照 福岡のアートセンターを考える会ホームページ その他のジャンル
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具体的な各地のセンター事例紹介を書いてゆけば
自ずと見えてくることでもあるが そろそろ「アートセンターを考える会・ホームページ」が正式公開間近なので 改めて書いておきたい。 アートセンターは ボランティアセンターでもなく NPOセンターでもなく 教育センターでもなく まちづくりセンターでもなく アートセンターと語られているわけで そこに必要なのは、アートでありアーティストの存在である。 そもそもアーティストが存在しなければアートはない。 そして アーティストから必要とされないアートセンターでは せいぜい アート好きなひと・あるいはアートセンター好きなひとのセンターにしかならないだろう。 (それはそれで存在意義はあるだろうけど) いまの福岡で アーティストたちがアートセンターを本当に必要としているのか。 自称・他称アーティストは そのセンターを通してどういう夢を描けるのか。 「アートセンター・マニア」のように あちこち覗いて見て思うのは アーティストたちの動き、 その場所をつくり、展開してゆくモチベーションが重要だということである。 行政との関係も、 いったん、おいて考えたい。 箱物がいるのかとの批判も いったん、おいておく。 まず、そういう「切望」「熱望」「願望」「希望」、 それがなければアートセンターは成立しないだろう。 「センター」という言葉にも注意しないといけない。 そこに権威・権力・既得権・地位などなど いろんな気配が発生してくる要素があるからである。 また、すでに民間で「センター」的な動きは、 昔に比べれば遙かに多種多様に 存在している。 つまり、ちゃんと動きはあるわけである。 これらを活かして、 アーティストらに意義のある、楽しい「アートセンター」が作られてゆくこと、 それが語られることを願う。 ほしいのはアートセンターそのものよりも アートセンターをほしいと思うその状況なのである。
by acmemo8
| 2006-10-01 13:25
| 4-ACについて考える
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